- コラム
- 投稿日:2018.03.03
- 更新日:2024/10/25
キムチ好き必見!好きやから知っとこ!キムチの基礎知識
キムチは、朝鮮半島発祥の発酵食品で、白菜、大根、唐辛子などを主な材料として作られます。古くから韓国の人々の食卓に欠かせない存在であり、近年ではその健康効果も注目され、世界中で愛されています。しかし、キムチの歴史は韓国だけに留まらず、日本とも深い関わりを持っています。江戸時代初期に朝鮮通信使によって伝えられたキムチは、その後庶民の間にも広まり、現代では日本の食卓にもすっかり定着しています。このブログ記事では、キムチが日本に伝わってから現在に至るまでの歴史を紐解き、日本におけるキムチ文化や賞味期限についてご紹介します。
目次
キムチの歴史について
キムチの歴史は長く、4000年以上前まで遡るとされています。もともとは朝鮮半島の厳寒期に備えた保存食で、塩漬け野菜が作られたのが始めとされています。その野菜を塩で漬けただけのものを沈菜(チムチェ)と呼んでおり、そこからキムチと言われるようになりました。今のキムチに近い風味になったのは、豊臣秀吉の時代に唐辛子を日本から朝鮮半島に持ち込んだことがきっかけだという説があります。辛子が使われ赤い色のキムチが作られるようになったのはそれ以降ということになります。
キムチは、明治時代以降、徐々に庶民の間にも広まっていきました。特に、朝鮮半島からの移民や留学生が増加した都市部を中心に、キムチは人気を博しました。また、日韓戦争や朝鮮戦争などの影響もあり、キムチは日本全国に知られるようになりました。
現在、キムチは日本の食卓にすっかり定着しています。スーパーマーケットやコンビニエンスストアでも簡単に手に入れることができ、様々な種類のキムチが販売されています。また、キムチを使った料理も人気があり、キムチ鍋やキムチチャーハンなど、様々なレシピが開発されています。日本国内でも生産されており、特に、長野県や群馬県などの朝鮮半島からの移民が多い地域では、キムチの生産が盛んだと言われております。
キムチは、日本にとって単なる外国の食べ物ではなく、長い歴史と文化を持つ食文化の一部となっています。今後もキムチは、日本の食卓で親しまれ続けていくことでしょう。
キムチの種類
最も一般的なキムチは白菜です。他には、きゅうりや大根などがあります。当店ではたくさんのキムチを取り揃えております。これからの季節に合う当店の商品をご紹介します。
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店頭で大人気のさっぱりセロリキムチ
独特の風味を持つセロリですが、豊田商店ではその風味を存分に生かし、歯ごたえ抜群のセロリキムチに仕上げております。セロリは摂取カロリーよりも、食事をする際に消費するカロリーの方が大きいため、 ダイエット効果もあると言われています。さらに食物繊維もたっぷり!女性に人気があり、これからの暑い季節にぴったりです。
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サラダ感覚でいくらでも食べられる水菜キムチ
涼しげな味わいが広がるサラダ感覚のキムチです。水菜キムチは、実は、お酢の入った特製ドレッシングを和えています。キムチにお酢なんてと驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、これが独特の味と涼しさを出しているのです。水菜キムチも立派な発酵食品です。お酢はお米を発酵させ作ったアルコールに酢酸菌を加えることでさらに発酵、酢酸に変わって米酢となります。アルコールと酢酸のダブル発酵で、より大きな発酵パワーを感じられるかもしれません!
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最後の1滴までおいしい水キムチ(大根)
甘みの効いた国産大根は、生姜の効いた特製スープと相性バツグンです。スープ感覚でお召し上がりいただける商品です。大根の食感も自慢です。愛知県・福岡県を中心に厳選した大根は、みずみずしさと甘さ・旨みがつまっています。一口、食べて頂くと、みずみずしい大根の甘さが口いっぱいに広がります。唐辛子を使っていないので、辛いものが苦手な方にもおすすめです。隠し味に鷹の爪を入れて、やさしい味にピリッとアクセントを効かせております。
キムチの賞味期限
キムチは、乳酸菌によって発酵させた漬物なので、賞味期限内に食べるのがおすすめです。しかし、賞味期限が切れたからといって必ずしも食べられないわけではありません。キムチの状態をよく見て、判断することが大切です。一般的に未開封の場合: 製造日から約1ヶ月、開封後: 冷蔵庫で約1~2週間が目安とされています。
豊田商店のキムチは国産白菜を使用し、着色料、合成甘味料、保存料を使用しておりませんので、日が経つにつれて徐々に発酵が進んでまいりますので、美味しくお召し上がりいただけるよう、夏期を除き(発送日より)約14日間と賞味期限を設定させていただいております。※夏期は(発送日より)約10日間で設定しております。
キムチは、開封すると空気に触れて酸化が進むため、賞味期限よりも早く傷んでしまうことがあります。開封後は、できるだけ早く食べきるようにしましょう。キムチが傷んでいるかどうか見分けるポイントとしては、臭いや味、見た目に異常や違和感がある場合は食べるのを控えた方がいいと思われます。賞味期限内に食べるのが基本ですが、賞味期限が切れたからといって必ずしも食べられないわけではありません。上記のように傷んでいなければ、食べることは可能ですが、キムチの状態をよく見て、判断することが大切です。ただし、味が落ちている可能性があるので、お鍋や、炒め物等加熱してから食べることをおすすめします。
キムチを長持ちさせるための保存方法
冷蔵庫(出来たら4℃以下)で保存し、食べる分だけを取りだすことをおすすめします。毎回キムチを触ると傷みやすくなるからです。また、密封容器に入れ、空気に触れないようにすることで鮮度も保てます。当店では、韓流食器も販売しており、扱っている食器は全て韓国から仕入れています。容器の種類は4種類(小・中・大・特大)ありまして、キムチの量に合わせてご購入することをおすすめします。
容器以外にも、お料理を引き立てながら、温かいものは温かく冷たいものは冷たくいただける美しい食器もございます。キムチ容器は名前のとおりキムチを少しでも長く美味しく保存するためのものです。もちろんキムチだけでなく他商品にもご使用していただけます。
キムチの効果
・脂肪の燃焼を促進させる「カプサイシン」
・免疫力を高める効果がある「カロチン」
・疲労回復や抗菌効果、血行を促進する作用のある「アリシン」
・肝機能を健全に持続する「アラニン」
・お肌に良いとされる「ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンC」
・むくみを解消してくれる「カリウム」
・骨や歯を形成する効果のある「カルシウム」
・腸内環境を整えてくれる「食物繊維」など。
当店のキムチで使用している唐辛子は、甘みのある韓国産の特上唐辛子を使用し、エグみや辛みの少ない青森産のニンニクのみを使用しているため、辛すぎず本来のお野菜のおいしさを味わっていただけるかと思います。発酵にともない酸味が増しますが乳酸菌とビタミンC等の身体によいとされている成分が増える為に酸味が増し栄養価も高くなりますので、今の時期は特に腸活にお勧めです。またニンニク成分のアリシンに含まれる抗酸化作用も増えますのでアンチエイジングにも期待ができるとされています。
美味しい!健康的!万能キムチ!
そして、豊田商店のキムチは材料にも一つひとつこだわりを持って作っています。例えば、材料のメインとなる野菜は国産でその時期一番美味しいとされるものを仕入れているのです。大型スーパー等の弊社以外での販売をしておりません。そんな自慢の手作りキムチ、いつもたくさんの種類を取り揃えていますので、大阪にお越しの際は是非、鶴橋にある「豊田商店」へお立ち寄りください。2号店では、通信販売にはない商品も取り扱っていますよ♪ご家族やご親戚、お友達へのお土産、お中元・お歳暮に当店のキムチを召し上げってみませんか??
キムチQ&A
Q.【キムチは加熱して食べるべきですか?】
A.キムチの加熱は、その人それぞれの好みや料理によって考え方が分かれるところです。加熱すると 辛味が和らぎ、食べやすくなったり、キムチの旨味が凝縮され、より深い味わいが楽しめます。 また、雑菌が死滅し、より安全に食べられます。 しかし、キムチは60℃以上で加熱すると、含まれている乳酸菌が死滅し減少したり、シャキシャキとした食感がなくなってしまうといったことが考えられます。
Q.【キムチを加熱すると菌は死にますか?】
A.キムチを加熱することで、多くの菌を死滅させることができますが、乳酸菌などの有用な菌も減少してしまう可能性があります。
Q.【キムチを炒めると乳酸菌は死にますか?】
A.キムチを炒めると、高温になるため、多くの乳酸菌は死滅してしまいます。乳酸菌は熱に弱く、高温で加熱するとその働きを失ってしまうのです。キムチは加熱調理も生食も、それぞれ違った楽しみ方があります。ご自身の体調や好みに合わせて、食べ方を選んでみてください。
#キムチ #温め
店長:豊田勝之
自称キムチ研究家の豊田です。辛いもの・韓国料理・韓国珍味が大好きで、全国のお客様に喜んでいただける商品を日々試行錯誤しながら作っています。
まだまだ納得いくものはできていないと思っていますので、引き続き頑張ってまいります!